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しけもくロンT

¥4,500 税込

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しけもく 出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 10:27 UTC 版) 名詞 しけもく 1. 湿ったたばこ(「湿気」ている「もく」(たばこ))。地面に落ち(て湿気ったような)たものや、他人の吸い殻を拾って吸ったり、(節約のために)少し吸っては消してまた吸う、といったたばこ。 2. 吸い殻に残ったたばこの葉をいくつか集め、新たな紙で巻きなおした再生品のたばこ。 うちの灰皿にあったしけもくたちを集めてチマチマ並べてしけもくの文字を作りました。 いろんな銘柄のタバコがあってある意味これも全員集合ロンTです。 長さや曲がり具合もだけど、焦げ跡や口紅などもあり全く同じしけもくはないことに気付いて並べながら面白かったです。しけもくにも個性がある。 去年の秋頃、ちょうど気持ちいい感じで酔っ払って新天地公園でタバコ吸っていたらしけもくを拾い集めてるおじさんを見つけた。 ワニの口内にいる小鳥、イソギンチャク内にいるカクレクマノミ、コストコフードコート内にいる鳩、新天地公園内にいるしけもく拾いおじさん。 自然界における共生のあまりにも有名な例たちである。 共生、食べる食べられるではない害のない利害関係、いわゆる相利の関係は奇跡のような偶然の連鎖のうえで成り立っており、ラブアンドピースでとてもいい。 新天地公園にはちゃんと灰皿があるのにほとんどの人間は灰皿に捨てずその辺の地面に捨てる(新天地公園自体がでかい喫煙所だと思っているんだろうし実際そういう側面もあるけど、ここでタバコ吸えんくなったら困るのでマジでちゃんと灰皿に捨ててほしい)。 でも、こういうしけもく拾いおじさんがいるおかげでこの公園の美は保たれている。そして、おじさんはタダでしけもくを吸える。WIN-WINの美しい関係である。 そんなことを考えながら酔いと心地のよい夜風で気分が良かった俺は、おじさんにタバコをあげることにした。 シガレットケース内のKOOLのブースト・フレッシュの箱を開ける。 残り2本ある。この2本をあげよう。 別に憐れみや施しやボランティア精神みたいなものでは全くない。 ただ単純に気分が良かったから。 コンカフェ嬢にドリンクをあげるような、後輩にコーヒーを奢るような、友達が家に来るからビールとジョッキを冷やしておくような、恋人に美味しそうにできた方をあげるような、そんな自然で軽い感じだ。そんな軽い感じ相応に軽い感じで声をかけた。KOOLの箱を差し出しながら 「2本だけ入ってます。タバコ、よかったら・・・」 おじさんは目を丸くしながら俺の言葉を遮るように言った。 「あ、メンソールはちょっと・・・」 断られたーーーー!!!! 脳内のビュティが叫ぶ 選り好むな!!!? 心の中の俺が叫ぶ でも、本物の愛煙家とはそういうことかもしれない。どんな状況でも矜持とこだわりだけは捨てない。 武士は食わねど高楊枝 人生で初めてこの言葉を全身で体現している武士(もののふ)に出会った瞬間だった。 この令和にも本物の武士道は残っている。 しけもくまみれの新天地公園にひっそりと。 GILDAN 6.0オンスリブありロンT XLサイズ 着丈77cm 身幅61cm 袖丈65.5cm 肩幅57.5cm